皆さんが所有している土地にはそれぞれ地番という番号が付けられていて、その地番ごとに所有者や面積等が記載された「登記簿」と呼ばれる台帳があり、土地の形状を表す「公図」とともに法務局に保管されています。それらに記された土地を、機器を使って正確に測ることを測量と言います。 日本全国にはいまだに地積調査や区画整理等が行われてなく、明治６年の地租改正時に計測した面積のまま登記されているケースが多くあり、実際に測量してみると登記面積と実測面積が大幅に違っていた、という土地が多く存在しています。このようなケースはのちのち土地を売るとき、買うとき、また相続のときなどにトラブルの元になりがちです。このようなトラブルを未然に防ぐためには、測量によって正確な面積を測る必要があります。私たちは光波測距儀以外にも GPS 搭載の機器を使い、より正確でスピーディな測量技術をもって、日々皆さんのお悩みを解消しています。
そこに家を建てて住んでいる人があれば、それと同じ数だけ土地は存在しています。またそのほとんどの人がお隣さんの土地と接しているのではないでしょうか。実は、自分の土地とお隣さんの土地を分けているものが境界と呼ばれるものなのです。皆さんの敷地の周りにもブロック塀や生け垣、側溝などがあると思います。これらが境界を示す標識であり、測量をし、双方立会いのもと公に境界と認めることを境界確定といいます。また境界には、お隣さんとの境界のほかに、国や地方公共団体がもつ公道や公地と自分の土地を分ける境界もあります。お隣さんや公道などとの境界があいまいな所においては、しばしばトラブルが起こりがちです。私たちは測量、境界図作成、立会いの調整、標識埋設、役所手続きなどの作業を一貫して行うため、皆さんのお悩みにも総合的にアドバイスができ、コストを最大限に抑えスピーディに境界確定ができます。
＜主な業務＞ 公共測量、路線測量、地形測量、河川測量、GPS測量、境界測量、一筆測量、各種登記申請
土地の有効活用を計画するとき、重要なウェイトを占めるのが設計です。道路や公園、河川、農地などの整備（区画整理、造成、開発）には綿密な設計業務が必要となります。私たちは、ＧＩＳ（地理情報システム）を活用することにより、対象となるエリアの調査、分析を徹底的に行い、最良の設計プランを作り上げます。
Global Positioning System（汎地球測位システム）の略称で、アメリカ国防総省によって打ち上げられた上空約20000kmを飛んでいる人工衛星の電波を受信することにより、受信点の座標や受信点間の相対位置関係を汎世界的に求めることの出来る測位システムの総称である。
トータルステーションと異なり測点間の視通が不要であり、天候による影響をほとんど受けることなく24時間リアルタイムで観測が可能であり、様々な局面での活躍が期待されています。
当社の所有するGNSS受信機LEGACY-EはアメリカのGPSとロシアのGLONASSを併用することが出来るタイプのものであり、GPSのみの場合に比べ受信可能な衛星個数が増えるため、受信状況の悪い場所での観測やRTKにおける自動初期化の所要時間短縮等、より確実で高速な機能を有しています。
